新年度となりこの「お休みタイムズ」の担当も変わりましたので、今月より内容を変更して『季節の雑学』をお届けしたいと思います。
「春」「4月」と言えば真っ先に思いつくのは「入学式・入社式」、「エイプリルフール」、「花見」ですね。「入学式・入社式」を迎えられた方でもう既に4月末からのゴールデンウィークを心待ちにしてる方もいらっしゃるかもしれませんが、まだ早いですよ?
この「お休みタイムズ」が発行される時にはもう「エイプリルフール」や「花見」の時期は過ぎてしまってますが、このコラムを執筆している段階ではちょうどいい時期なのでお許し下さい……
さて、エイプリルフールと言えば4月1日の1日だけ「嘘をついても良い日」であることは皆様もご存じの通り。皆様はどんな嘘をつきましたでしょうか?
また、どんな嘘をつかれましたでしょうか?
思わぬところにまで被害が広まってしまわないよう、くれぐれも害のない範囲で笑い飛ばせる嘘にしたいものですね。
ちなみに、このエイプリルフール、「午前中に嘘をついたら午後には釈明しなければならない」なんていうルールで嘘をついてるところもあったりするそうです。
確かに、これならば一日中疑心暗鬼にならずに安心できそうですね。
閑話休題。エイプリルフールの4月1日は別名「わたぬき」という通称もありますが、なぜ「わたぬき」なのかご存じでしょうか?
「わたぬき」は「綿抜」のことで、かつては冬の間に防寒として着物に詰めた綿を旧暦4月1日に抜いていたことから4月1日を「わたぬき」と呼んでいたそうです。
私は若い世代(?)なのでこの「綿抜」という習慣すら知らなかったのですが、考えてみると冬と春の季節ごとに服を用意しなくてもいいので、これもちょっとしたエコロジーですよね。
話を戻しまして、エイプリルフールはいつ頃からどこから広まったのでしょうか?
エイプリルフールの起源は全く不明とされていて、いつどこでエイプリルフールの習慣が始まったかはわかっていないそうです。
有力な起源説はありますが、確証が無いことから仮説の域を出ていないそうです。
その有力な起源説とは……
昔ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用した。これに反発した人々が、4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめた。しかし、シャルル9世はこの事態に対して非常に憤慨し、町で「嘘の新年」を祝っていた人々を逮捕し、片っ端から処刑してしまう。処刑された人々の中には、まだ13歳だった少女までもが含まれていた。フランスの人々は、この事件に非常にショックを受け、フランス王への抗議と、この事件を忘れない為に、その後も毎年4月1日になると盛大に「嘘の新年」を祝うようになっていった。これがエイプリルフールの始まりである。そして13歳という若さで処刑された少女への哀悼の意を表して、1564年から13年ごとに「嘘の嘘の新年」を祝い、その日を一日中全く嘘をついてはいけない日とするという風習も生まれた。その後、エイプリルフールは世界中に広まり、ポピュラーとなったが、「嘘の嘘の新年」は次第に人々の記憶から消えていった。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
……とのことです。ここまでしっかりとした時代背景があれば「これが本当かな?」と思ってしまいそうですが、仮説とのことですから完全に信じてしまわず「ふ~ん、そういう話もあるのねぇ」ぐらいに覚えておかれると良いかと思います。
さて次に、「花見」ですが、こちらの起源説も調べてみるとなかなか面白い話がございます。
同じくウィキペディアの力を借りてみましょう。
花見は奈良時代の貴族の行事が起源だと言われている。奈良時代には中国から伝来したばかりの梅が鑑賞されていたが、平安時代に桜と変わってきた。その存在感の移り変わりは歌にも現れており『万葉集』において桜を詠んだ歌は40首、梅を詠んだ歌は100首程度だが、平安時代の『古今和歌集』ではその数が逆転する。また「花」といえば桜を意味するようになるのもこの頃からである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なんと奈良時代からということは、1300年程の歴史があるということで、かなり古くからの習慣なんですねぇ。
もっと詳しい内容はウィキペディアのサイトを見て下さいね。
ちなみに、「花見の風習が広く庶民に広まっていったのは江戸時代、徳川吉宗が江戸の各地に桜を植えさせ、花見を奨励してからだといわれている。」という説明がウィキペディアの中にありますが、先日私が歴史に詳しい友人から聞きましたところ、川岸に桜が多いのは「川岸に桜を植えておくと人が見に来るようになり、たくさんの人で堤が踏み固められるから洪水が起きにくくなるため」と吉宗が考えたからという逸話があるそうです。
なるほど、賢いものですねぇ。
ということで、今月のお休みタイムズはここまでとします。
ブログと連携した新しいお休みタイムズはいかがでしたでしょうか?
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それでは、新年度もこの新しいお休みタイムズを宜しくお願いいたします!